とら年の陰陽による本能的な集団性格傾向


  とら年の人は、力強く、みんなから慕われる存在です。動物のとら同様、権力欲が強く、権力についてはとても敏感です。オスのとらは自ら狩りをしません、メストラに獲物を取らせます。とら年の人も同様に、こつこつと働いて、権力を得るよりも、簡単に権力を得る事を欲しがる本能を持ち合わせています。権力欲は、欲しい物を得るためではなく、力強い権力をみんなにみせる事に喜びを感じます。

 とら年の人は短気であります。少しでもプライドを傷つけられると、顔に出るほどすぐにわかります。プライドの高いとら年は、ほめられる事が大好きですので、顔に出たら、すぐにほめてあげてください、すると、すぐに顔はにっこりするでしょう。

 短気、単純、物事を深く考えない、自分に気を向いてくれない話しには興味のない、とら年ですが、とらは、うまと同様自由精神が大好きです。自由に物事を考え、行動力のあるとらは、みんなのあこがれでもあるのです。何か困ってる事があると自分は何もしなくても、周りが自然と手伝ってくれる事がよくあります。

 とら年の欠点は、いじめが大好きな事です。いじめは、自分の強い権力を感じるためにします。劣等感のある物を側に感じる事により、優越感を感じます。悪者のようなとら年ですが、とら年の女性は、年下にはとてもかわいがります。母性本能が強いためか、競争相手でない相手には、自分の体を張ってでもいろいろつくしてくれます。まるで生命をゆずるかのようです。
 
  とら年の人は、”みて!みて!美しく力強い姿の私”と思いこみの激しい性格ですので、ファッションなどにも気を向ける傾向が強いため、モデルなどの仕事には向いているかもしれません。

 とら年と相性が良いと言われているのが、うま、いぬ、いのししと言われています。うまは自由に行動する事を愛していますので、とらの精神を認めるでしょう。いぬは困ってるとらを助けてくれます。いのししも、友達思いですので、自分勝手なとらですが、困っていると助けてくれます。

 とら年と相性が悪いと言われているのが、うし、ひつじ、さると言われています。うしは、こつこつと働いて、権力を得る事が大好きですので、とらが何もしないで、権力を欲しがる姿を許しません。とらとうしは、年子になります。うしととらの年子の子供が、兄のこつこつと得た物を欲しがり、兄弟喧嘩になる事はよくあります。兄が弟にかなうわけがありません。つのでやられるのが目に映ります。ひつじは、弱い存在です、ひつじは、とらのいじめの対象になるでしょう。さるは、短気のとらをからかう事が大好きです。とらの皮を、怒らせてうばい取ろうと狙っているからです。