いぬ年の陰陽による本能的な集団性格傾向


 
 いぬ年の人は、人間の仲でも一般的な性格と言えます。いぬは忠犬と言われる言葉があるように、人につくす、社会につくす事が大好きです。平和主義的な真面目な性格ですので、社会的に嫌われる存在ではありません。

 いぬ年の人の特徴は、平和につくす、人につくす、人のために何かをする事を心がけています。自分が支える事により、自分の存在意思を感じる事ができるのです。執拗に、あれこれと手伝う事もいぬ年の特徴です。

 いぬ年の人は、とても性格がよく、人につくしてくれて、誰からも愛される存在のようですが、実は、自己愛が強く、わがままでもあるのです。人を手伝うのも人が困っているわけだからではありません。困ってるのは確かなのですが、いぬの自己愛、手伝いができるのは自分しかいないと、自分という思いが強いのも特徴の一つです。ボランティアに興味のある、いぬ年はたくさんいます。

 いぬ年の人は、笑いを取る事は苦手のようです。真面目ですので、会話なども、真面目な話しが多いのも特徴の一つです。うそが大嫌いないぬですので、いぬ年の人が話す言葉は、心からの言葉だと言えるでしょう。

 いぬ年の人にもマイナス面があります。いぬ年の人は、自己愛が強いためでしょうか、自分を中傷する言葉には、些細な言葉でも、すぐにカーとなりやすい傾向があります。自分が中傷される言葉は、社会に必要とされていないと本能的に思い込みます。自分が必要とされない事柄には、とても敏感に反応するのです。

 私は、かわいい、みんなから必要とされている、輪のための事が大好きないぬ年です。男女問わずに、お互いのパートナーのために、いろいろつくしますので、温かい家庭を築く事ができるでしょう。

 いぬ年と相性が良いと言われているのが、とら、うさぎ、うまと言われています。とらは、困り事が多いですので、いぬはとらを支えます。うさぎは、品のある人を好みますので、真面目で正義感の強いいぬを、品のある人だと思い込むでしょう。うまは、輪を乱すため、相性が悪いように思われますが、いぬは、輪を維持する事よりも、つくす事が大好きですので、うまの暴走を真面目な精神で支えとなり、よきパートナーとして歩む事ができるのです。

 いぬ年と相性が悪いと言われているのが、たつ、ひつじ、とりだと言われています。たつは、現実性のない夢を追いかけるため、現実性のある夢を追いかけるいぬには、理解できません。ひつじは、いぬと同様わがままです。いぬのわがままは、社会に必要とされるための、わがままですが、ひつじは、自分の欲を満たす事だけのわがままです。お互いわがまま同士、わがままの内容が違う相手同士、気が合うわけはありません。とり年は、議論好きです。正しいか、正しくないかを判断しますので、いぬの執拗な手助けが、相手のためにならない場合、それは正しくないと、強く非難するからです。